お礼・実施報告 大分生活文化展×                        おおいたOrganic Market「おおいたの食卓」

2013年 10/4 10/5 10/6 10/7 10/10 10/11 6日間

大分生活文化展×おおいたOraganic Market「おおいたの食卓」を実施させて頂きました。

 

大分の安全で安心できる食を実現するために努力されている「おおいたの人」を紹介するイベントです。

20年ぶりの故郷で「こんなにすごい人が大分にいたのか!」「こんなに素晴らしい知恵を持つ人が沢山いるなんて!」という出会いが沢山ありました。

でもそのうち「いるのに」という言葉に変わっていきました。そういう皆さんの知恵が肝心の大分に住む私たちに十分いきわたっていないことが残念でならないと感じることが多くなってきました。

 

大分市から頂いたこの機会に私が今知り合って、その人の言葉や生き方に感銘を受けた方を徹底的に紹介出来ればと思いました。

 

18講座のワークショップ、生産者の方のマーケット、大分県産・オーガニック100%のメニューを実現して下さった飲食店の素敵な方が揃いました。

 

業界最強の晴れ女(どこの業界かは不明)と言われた私ですが、この一週間、ずーっと雨でした。極め付けは「台風」これで2日間なくなり、8日間から6日間に短縮されました。

 

ワークショップにわざわざ仕事のお休みを取ってまで予約をしてくださった方もいらっしゃったのにとても残念なこともありましたし、ワークショップの時間の振替でキャンセルになってしまった方も。もう少し調整がうまく行かなかったのかと反省しきりです。

 

 

しかし、そういう天候にもかかわらず来て下さったお客様にはとても感動しました。

中には毎日来て下さった方も。

 

前日に若草公園で準備をしていましたが、お子さん連れのお母さんが

「明日からとても楽しみ!ホルトホールの子どもルームで毎日どのワークショップに行こうかって他のお母さんと相談しているの。頑張って下さいね。」と言って下さいました。

Oraganic Marketにもよく足を運んで下さる方でした。

 

お客様が来てくれるかどうか不安でいっぱいで、怖かったのですが本当にうれしかったです。

受け止めて下さる方や待ってくださってくる方がいるのかも!と希望が持てました。

 

特に10/5の土曜日は土砂降り。

洪水のような公園にパンと小麦のイベント。にも関わらず来て下さった方には感動しました。

そしてただ「買う」だけではなく小麦の生産者の皆さんの話に耳を傾けて下さったり、

「天然酵母を仕込んでみたい方は瓶を持参ください」そのチラシの一文だけで2日間合わせて約20名の方が瓶をもって参加されました。

 

また、食物アレルギーをもっていたり、アトピーを食療養中の方もお子さんと一緒に来ていただいて「普通のお祭りだとほとんどダメで食べさせられないものが多いけど、ここに来ると好きなものを食べさせられる。何でも選んでいいよって言える。」そう言って頂きました。

 

そういうお母さんや子ども、自ら食を変えて行きたい方のためにずっと努力されて来た方が

出店するマーケットです。求めている人と届けたい人が繋がっていく様子が少しだけ見られて

とても嬉しかったです。

 

また、ワークショップは「この人こそ!」という方に講師をお願いしました。

皆さん本業が忙しいのにも関わらず快く引き受けて下さって感謝しています。

そのワークショップに出店者の方、他のワークショップの講師の方もたびたび参加して頂いたことにも驚きました。熱心に学ぶ真摯な姿勢、しかもとても感動されていました。

その間の出会いもすごいなあ、と思いました。

 

関わって下さった方、助けて下さった方は数えきれないほどいます。

いろいろ「やらかして」しまう私の失敗を知らないところでカバーして下さったり、ミスを許してくださったり、無知なまま物事を進めてしまい、見るに見かねて重要な知恵や知識をを授けてくださったり。開催の途中で皆さんからアドバイスを頂いて改善出来たことも数えきれません。

 

よく、この企画に乗って下さったな、と改めて思います。

私自身の反省はもっともっと数限りなくあります。もっとこうするべきだった、こういう方法があったのに~、気が付かなかった、考えが足りなかった、迷惑を掛けた、スケジュールの管理がなってなかった・・・。要は実力不足です。もっと生産者の方や出店者の方の仕事や技術や情熱や質に見合うような仕事をしたい。そのレベルに到達したい、と心から思いました。農産物を作ることやお金を頂ける食事を作ることは私には到底出来ません。だからこそもっと頑張らねばと思います。

 

関わった方全てが知恵と時間と労力と思いやりをもって作って下さった今回のマーケット。

おおいたの食卓は思った以上に豊かでした。

 

おおいた有機農業推進協議会

事務局長の諌山さんのワークショップが台風で中止になってしまったのが残念です。いつもアドバイスありがとうございます。事務局の工藤さんはテント設営から何から本当にありがとうございました。杉浦先生には世界農業遺産の資料も紹介・ご用意して頂きました。

 

大分市役所商工労政課 安部さん工藤さん始め、関わって下さった市役所の皆さん。

テントの設営から機材の管理、細かい配慮までして頂きました。出店者の皆さんからの差し入れに喜んで頂いた姿が印象的でした。

大分市役所子育支援課の皆さん。ホルトホールでのチラシ配布の許可を頂きました。

また子育て支援サイトにも掲載をありがとうございました。

 

大分市保健所の皆さん。8日にわたるイベントの飲食店の出店許可の申請方法について

いろいろ考えて頂いて負担が最小限になるようにして頂きました。膨大な申請リストの処理をありがとうございました。

 

大分まちなか倶楽部の皆さん。イベントが専門です。とても慣れて設営から準備から協力頂きました。気になっていた謎の美女軍団(女性社員)の皆さんの心配りに感動しました。思い切りお世話になりました。

 

大分県食品衛生課の皆さん、いろんなところへチラシの紹介もして頂きました。当日資料もお持ちくださいました。また別府大学短期大学部食物栄養科のご紹介もありがとうございました。

 

チラシを置いて下さった大分の発信力あるお店の皆さん。ご協力ありがとうございます。

 

サポートスタッフに名乗り出て下さった皆さん。

オーガニックマーケットを大切にしてくださって感謝しきりです。ものすごく素晴らしく

全然お願いしなくても仕事を発見して処理して下さるという・・・。とことん助けられました。

 

 

大分生活文化展×おおいたOraganic Market「おおいたの食卓」 実行委員会メンバー

 

代表 後藤亜紀子

仲村貞一郎

杉田久美子

池辺智美(おおいたのパンと小麦 おおいたの食卓を作る人たち 案内リーフレット作成)

 

アドバイザー 浦松亮輔

 

会社を辞めてからもこんなにすごい方たちにサポートして頂けるとは思いませんでした。

まるで同僚にも上司にも恵まれた気持ちです。

皆さん自分の仕事がある人たちなのに、大きな目標のために動いてくださいました。

改めて感謝致します。

 

マーケットの運営自体は組織を作らず、上下関係も作らず、同じ目的を持った人が必要な時に出来る時に集まる、そして解散する、という形式をとって行きたいと改めて思いました。

個々に独立していることを尊ぶようにしたい。出店者の皆さんと出会って、今回のイベントを実施して改めて思ったことです。

 

 

関わって下さった方全てにお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

後藤亜紀子

 

 

 

※おおいたの食卓を作る人たち 案内小冊子はまだ在庫があります。

 ご希望の方は10/15~Oita Souvenirs 豊 yutakaまで。

 

※各日程、ワークショップの内容についてはまた報告致します。